最近では、サラリーマンの「副業」や個人で「起業」する方が、どんどん増えてきています。
以前のように「起業=会社をつくる」という形ではなく、
従業員なしで「個人事業」など、もっと気軽な形に変化しています。
個人で起業を考えるとき、
「初期投資をいかにおさえられるか」は重要なポイントです。
そこで今日は、初期投資をおさえて「サロン」を始める方法をお話しします。
店舗がなくても「サロン」は開ける
「サロン」というと、「店舗をどうしよう」と考えるかもしれません。
起業して、事務所や店舗を持つのは、コスト的にも厳しくなりますし、
これからどうなるかも読めないのにいきなり大きなものを構えるのは、不安になるものです。
実は、こういう時にとっても便利な場所として活躍するのが、
貸会議室やレンタルスペースです。
実際、軌道に乗るまで貸会議室を利用して、準備が整ってから店舗を持ったという方もいます。
個人で、ネイルやカラーコンサルタントを始める方は多いですが、
お客様がついていない状況で、テナントを借りてサロンをオープンすると、毎月のお家賃の支払いが大変です!
そこで、固定のお客様がある程度できるまでは、貸会議室を利用するのです。
貸し会議室を上手に使う「3つのポイント」
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事業を軌道に乗せるための
上手な貸し会議室の活用ポイントを3つご紹介します。
お客様が足を運びやすい「立地」
サロンを始めるには、立地が重要になります。
お客様が足を運びやすい、駅ちかや繁華街など、
いわゆる『好立地』と呼ばれる場所に、オープンしたいと思う方は多いと思います。
でも、そんな好立地なところにテナントを借りようとすると、かなりのテナント賃料がかかってしまいます。
そんなとき、
貸し会議室を利用するのが便利です。
ほとんどの貸し会議室は、そもそも最寄駅から徒歩5分圏内で便利な場所にあります。
これを、使わない手はありません。
テナント代を押さえながら、
お客様にとっても便利で喜ばれ、リピーターも見込めます。
使う時間だけ予約
最初からお店をもっても、
毎日順調にお客様が来店するようになるまでには、時間がかかります。
貸し会議室を利用すれば、
お客様の都合に合わせて、その時間だけ予約をとることができます。
また、お客様が来店しやすそうな曜日を1日予約する方法もあります。
固定のお客様がついてきたら、
月に何日か会議室を利用する日を先に決めてから、
「今月の営業日」とご案内をお客様に出すことも可能です。
店舗を構えると、お客様にお店まで来店していただく必要がありますが、
お客様の利用しやすい場所の近くで、貸し会議室を予約すれば、わざわざお客様に足を運んでいただく必要もなくなります。
自在にレイアウト
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「貸会議室なんてサロンらしくない!」と、
思うかもしれませんが、
もともと貸し会議室はシンプルな内装になっている場所が多いので、
自分好みで、ちょっとした「お花」や「インテリア」を飾ればいいのです。
ただし、匂いのきついものは、
次のご利用のお客様のご迷惑になることも考えられるため、避けた方がいいでしょう。
サロンや、施術スペースとして利用するなら、
今は「サロン風」に設えたレンタルスペースも増えています。
「おしゃれなサロン風に」なっている分、利用料金は貸し会議室より少し高めに設定されているケースが多くなります。
悩んでいるなら取り敢えず今できることをやってみよう
いかがでしたか?
最近では開業する方は、工夫しながらとっても上手に開業しています。
揉みほぐしや整体などで開業をされた方の中にも、
店舗を持つまで、簡易ベッドを持って、移動して回っていたという方が、いらっしゃいます。
定期的に利用してくれるお客様ができ、
これぐらいのペースなら店舗を持って開業しても、黒字確保できるなというぐらいになってから、店舗を持ちましたという方もいらっしゃいます。
起業するのですから「リスク」も当然あります。
だからこそ、上手に利用できるものは利用して行きましょう。
あるものをどう利用するか、どういかすか、それはあなた次第なのです。
もしも、考えに行き詰ったら
「こんなことをしたいんだけど」や「こんな利用をするにはどうしたらいい?」など
取り敢えず相談することから始めてみませんか?
何か突破口が見つかるかもしれません。